2017.09.12
継続して物造りができるこの時間なので、何回目かで仕上がるものがあります。 大きな大きなトートバッグは、製作にとっても時間が掛かりました。手慣れている方なら、1〜2日程で作ってしまうでしょうか。慣れていない者にとってはスムーズにいかないシーンも多々あり、やっとやっとでしたが、作る喜びに代わりはありません。 やっとやっと…なんてヒドイ言い方に感じるかもしれませんが、この記事を書いている者がこのトートバッグを作ったので、お許しを。
苦節何年と言いますが、苦節数回目にして出来あがったトートバッグです。ワークショップの材料を運ぶのに使うので特大に作りました。
それが、思った以上に大きくて、自分も入れるくらいのサイズに。作った人はビックリ!!
そういえば木工の時はサイズ感を巻き尺で㎜単位で計算して作るのに、どうして布だと「これくらい」で作ってしまったのでしょうか。ただ、楽しく笑えるモノづくりとしては成功です。
大森さんは購入した服のメイキング。シルエットが気に入らないとのことなので、吉澤先生に相談して中央を縫って来た時のラインを変えることにしました。
さらに黒一色では味気ないと柄のテープと赤い紐を使ってメイキングすることにしましたが、ただ縫い付けるだけでなくアクセントに「結び」を入れることにしました。
後ろの背に“あわじ結び”をつけることになりました。
吉澤先生が縫い方の指導をしましたが、今回はかなり手助けをしていたようにも思います。
なので、と言う訳ではないのですが、本人は照れたように下を向いてしまいました。
なかなか素敵に仕上がったと思います。
シルクスクリーンで文字を入れたりして長年、愛用してきた革のジャケット。いよいよカタチが古くなり解体してカバンにメイキングできないか挑戦することにしました。
作りたいカバンに合わせた解体の仕方があるとアドバイスを受け、糸を切って縫い目を解いたり、裏地ごと鋏で切ってしまったりしました。
カバンが作りやすいような形でパーツに分けました。
柔らかいヒツジの皮なのでミシンでも縫えそうです。レザー専用のミシン針と糸があるそうで、今度は、これを活用して作ります!